今回はエステティシャンの資格についてです。
日本ではエステティシャンは国家資格ではないのですが、資格と言われるものは約20種類程あるようです。中でも有名なのは日本エステティック協会の「認定エステティシャン」「認定トータルエステティックアドバイザー」、日本エステティック業協会のAEA、他「CIDESCOインターナショナルエステティシャン」
など。
それぞれに違いがあり、例えば国内の資格である、認定エステティシャンは比較的取得しやすく、日本エステティック協会認定スクールノートカリキュラムを終了後、試験に合格する事でフェイシャル、ボディ、脱毛ワックスの技術、知識取得者と認められます。
それに対し、CIDESCOインターナショナルエステティシャンは国内及び国外で活躍する事の出来る資格になります。
エステティックの国際組織CIDESCOは世界水準の理論、技術を兼ね備えたエステティシャンを育成する教育機関の為、試験の内容も多岐に渡り、受験までの段階でも様々な条件があります。
①国内認定校で1200時間以上のカリキュラムを終了している事、その後国際試験合格、更に2年以内に600時間以上の実務経験を積む事で合格となる。
或いは
②3年以上の実務経験があり、ポストグラジュエイトCIDESCO国際試験を受験して合格する。
試験内容は筆記による一次試験、二次試験の実技と筆記、(コンサルテーション、フェイシャル、ボディ、ティンティング、脱毛ワックス、メイク、ネイル、皮膚科学、生理解剖、電気学、栄養学など)二次試験迄の間に症例研究レポート提出、と盛り沢山です。
又、受験前に40時間の事前講習も義務付けられています。
私はタカラインターナショナルエステティックカレッジで40時間講習+自分に足りない部分をセレクト講習を申し込み、受講しました。
試験当日は外国人試験官と、通訳の方が実技中に質問をされます。
技術正確に行うだけでなく、質問に対する回答を理論的に伝える、手を止める事なく進める事が求められます。
合格までにはかなり体力、精神力を使いました!
CIDESCOは1946年に設立し、スイスに本部があり、31ヶ国が加盟し、国際的な発表や交流を目的とした活動しています。
資格を持つということは、それに向けたトレーニングや勉強が必要で、決して楽ではないので、合格した時には大きな自信につながります。
エステティックは次々と新しい物へと移り変わりますが、基本を知っておくと、理解が早い。
活かせる職場があると、なおのこと良いと思います。
資格はあった方が確かに良いと思います。お客様からの信頼も得られやすいので。
ただ、無くてもエステの仕事が出来ないわけではなく、一番大切なのはお客様の事を思う気持ちかなと思います。
エステの仕事やりたい方。一緒にどうですか??
いつも通って下さるお客様に感謝して明日からまた頑張ります💕
(写真は数年前のものなのですが!)