ハイトーンカラーでダメージした髪の毛にはこんなコトが起こっています
1・CMCの溶解 → CMCは髪の毛の筋肉みたいなもので、これが髪の中から出ていく事によって しなやかさなどがなくなってしまいます
2・キューティクルの剥離 → キューティクルが損傷し、髪の引っ掛かりや手触りが悪くなり、見た目にもツヤがなくなります
3・ケラチンの流出 → ケラチンは髪の毛の骨みたいなもので、これが流出すると 髪の強さが無くなり、カラーの定着も悪くなります
4・S-S結合の分解 → S-S結合が壊れていると、どんなトリートメントを髪に入れても 髪の中にとどめておく力がないので あっという間に髪の中のモノが流出します
5・アルカリ過膨潤 → 本来髪の毛は弱酸性ですが、ヘアカラー後の髪と頭皮はアルカリ性に傾いています そのままだとどんどんダメージが進みます
6・残留ダメージ → 髪の中に残る、アルカリや過酸化水素が 髪のダメージを引き起こします
特に【アルカリ過膨潤】と【残留ダメージ】は カラー後に薬剤除去の処理を毎回行わないと ダメージが蓄積されます
☆ガラス転移トリートメント☆
ダメージしすぎている髪には トリートメント成分を内部にいれるのが難しいです 表面にトリートメントが重なりべたつくこともあります
ガラス転移トリートメントとは、一つ一つ丁寧に髪の内部を補修していくトリートメントです!
特にダメージが進行している髪の毛は トリートメント成分をとどめておくことができないので 髪の状態が安定するまでは、1か月以内に繰り返すことがおすすめです。
※写真はブロードライのみで ストレートアイロンでは仕上げていません。